猫保護活動への道

法人の設立目的(定款にも記載)には「愛玩動物の保護および譲渡」とありますが、私たちは猫専門です。

では、なぜ猫なのでしょうか。(本項の数字はすべて環境省2021年度調べ )

 

環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)

 

1)全国自治体における犬猫引取り数

犬:24,102頭(離乳前の幼齢個体数:4,873頭(全体の20.2%))

猫:34,805匹(離乳前の幼齢個体数:23,517匹(全体の67.5%))

 

2)殺処分数

犬:2,739頭(引取り数の11.3%)(離乳前の幼齢個体数:540頭(同19.7%))

猫:11,718匹(引取り数の33.6%)(離乳前の幼齢個体数:7,407匹(同63.2%))

 

3)譲渡数

犬:13,116頭(引取り数の54.4%)(離乳前の幼齢個体数:4,106頭(同31.3%))

猫:22,888匹(引取り数の65.7%)(離乳前の幼齢個体数:15,476匹(同67.6%))

  

【結論】

●自治体に殺処分される猫の数は犬の約3倍。 ⇒ 助ければならない緊急性がより高い。

●一般に譲渡される猫の数は犬の約1.7倍。    ⇒ 里親が見つかる可能性がより高い。

 

さらには、私たち自身が保護猫を家族として迎え、動物としての愛らしさや伴侶としての優秀さを

知っているからでもあります。保護猫を家族に。ぜひご検討ください。私たちがお手伝いします。

 

【なぜ今なのか】

1)動物愛護管理法の改正(2019年)の影響

 ●行政による「引取り拒否」が可能に。

 ●通報による多頭飼育崩壊や虐待の顕在化。

2)コロナ禍に伴う自宅時間の増加

 ●安易なペット購入の増加に伴い飼育放棄や遺棄も増加。

     

  保護団体やボランティアの引取り数は増加して負担増の傾向に。

 

【私たちのミッション】

●猫のために:ケガや病気の猫に手を差し伸べて適切な予防医療や治療を施し、元気になってもらいたい。

●人のために:猫を迎えたいのにあと一歩が踏み出せない人、半ば諦めている人たちに寄り添いたい。

●社会のために:行政からの引き出しを実施し、県殺処分0件を維持して自治体の負担を軽減したい(予定)。

 

 やりたいことはたくさんあります。詳細については随時お知らせしていきますのでご期待ください。